「自然素材＆ダブル断熱の家が建つまで」　　　　　　～解体から完成までの現場日記～

解体現場にて予想だにせぬ出来事が・・・。



「床をめくったら大量のガラがでてきた」
との連絡が解体屋さんからあり、至急現場へ急行。すると写真のようなコンクリートのガラが床下にゴロゴロと転がっているではありませんか…。写真の箇所だけではなく、まだ壊していない床下をのぞくとまだまだゴロゴロしています・・・。4tトラック一台で済むかどうかというところです。

各部屋の床下にこんなに大きなガラがあるということは新築工事のときからあったとしか考えられません・・・。建てた後にわざわざいれませんよね。Ｉ様は親の代にこの土地にきて、２回目の建替えらいしのですが、前回の業者さんが解体したガラを運ぶのが大変なので床下に放置したまんまで家を建ててしまったということくらいしか考えられません・・・。

業者も建替える前提で家は建てないでしょうが、ちょっとひどいですね。このガラの撤去、運搬、処分で工期も費用もかかってしまいそうです。う～～ん、こまった・・・。といっても放置しっぱなしには出来ないので、解体屋さんにはムリを言って何とか工期内に終わる段取りを組んでもらいました。
「解体屋さん、お願いします！！」

上記に関連して・・・
よい業者（会社）、そうでない業者を簡単に見分ける方法があります。
それは、現場の「清掃・片付け」がきちんとされているかどうか。現場をきちんと片付けている職人のほとんどはきれい度と比例して腕がいい。仕事が出来る人の共通点は自分の仕事場が整理整頓されていることはどんな業種にも当てはまると思います。

これから新築、リフォーム工事を新規の業者へのご依頼をお考えになられている方は必ず、現在工事中の現場を見せてもらうようにお願いしてください。
施工実績ばかり自慢しても現場を見せてくれないような業者は要注意です。

私達は建築現場は会社のショールームだと思っています。いつ誰が、来ても、見ても整理整頓された現場を心がけています。